Jun 11, 2019

Elections/Life

「Elections」から考える

Electionsの何故

トランプ大統領が、2019年の5月25日に来日してからの、elections発言は、7月に行われるであろう選挙が参院選挙だけでなく、同時に衆院選挙もあるということを示唆、決定づける発言と捉えられました。

その1週間ほど前に、知人を介してダブル選挙になるであろうというお話は伺っていました。
元々官公庁関連、国家公務員として勤務されていて、関係者とのご縁のある知人のその筋の話に対する感覚は、鮮やかに筋の通ったもので、いつも少し先の動きを言い当てるような鋭いものがありました。この感覚は毎度政局が動く際に生かされているようで、この数週間前に行われた地方統一選挙での大局も掴んでいたようです。

しかし今回のダブル選挙の件は、流動的であるという見解も潜んでいて、今も否定も肯定もできないといいます。
それは、選挙が行われると動くwebの情報更新が、参院サイドは動きが活発で確信がありましたが、それに比べると衆院サイドの動きが少なすぎること。また、報道機関が著しく多忙を極めるため、この報道陣によってより事が大きくも小さくもなるからだそうです。


そして、6月11日午前8:00ごろのこと。
習慣化しようとしていた朝のwebサーチで、衆参両院選挙が見送られる可能性が高いという速報を確認しました。

この動きはまず、表面的にはどのようなことがあるのか、最低限を知る必要があります。

現在開かれている第198回国会(常会)は150日間の開催で、平成31年1月25日から、和暦改定を経た令和になった6月26日に会期末を迎え、延長をしない方針だと報道されています。
翌年度の予算案を決議する重要なもので、ここはまず無事に収めるということが目下の目標です。昨年は会期を延長しての開催でした。

この国会が閉会すると、同6月末日(6/28~29)には、G20大阪サミットが開催されます。このサミット後の外交は、今後の日本の国際関係に繋がります。解散などしていられないのが現状です。
世界情勢は、芳しい状況とは言えず、米中貿易摩擦や、EUとその近隣諸国の貿易摩擦など、本来の秩序を保っていた国同士がその秩序を失い、お互いに軋轢を深めて経済を悪化させ、関係各国の利害までも脅かしている状況です。
今年は、参加各国の事情が大きく変化していますので、平常にサミットを終焉に持ち込むことができるのかということがひとつの争点でもあるはずです。


そして、日本では参議院選挙を終えて、8月には主要7カ国首脳会議(8/24~26)がフランスで開催されます。
ここでは、国際情勢の均整をとる、それを明確な首脳宣言として世界に発信することにあります。

その時々の国際情勢が反映された課題について,自由,民主主義,人権などの基本的価値を共有するG7首脳が一つのテーブルを囲みながら,自由闊達な意見交換を通じてコンセンサスを形成し,物事を決定します。そして,その成果が首脳宣言としてまとめられます。

引用元:外務省>サミットに関する基礎的なQ&A より

参院はともかく、衆院は選挙を参院に合わせるタイミングではなさそうです。


ダブル選挙にある背景から少しだけ考える

そして、ここで注目したいことは、ダブル選挙の可能性があったことです。

選挙には、多くの資金を費やします。この資金は、自己資金はじめ、寄付金や政党からの交付金で賄われます。この選挙のために、いったいどれだけの人がどれだけの資金をつぎ込めるのでしょうか。
政党も交付金を付与しなければならない手前、その予算を抑制したい狙いはあります。
また、自民党のような一大政党にとっては、その目先の資金のことよりも、本題である議席獲得を考えると、ダブル選挙を行ったほうが資金を集中的に効率よく投下できます。また、企業の支援もあり、衆参でそれぞれに行うより多く支援を集められます。その資金力と組織力で、浮動票を集めやすく、議席を確保することに都合よく働きます。
(過去2回にわたるダブル選挙の実績からの後付けによる理論であることは、ご承知おきください)


そう考えるのがこれまでの選挙ですが、政党政治を重んじるのは、自民党や公明党、大阪維新の会などの巨大政党の議員側の見解であって、わたしたち有権者の思うところではありません。

では、今後どのようになっていくのでしょうか。
その問いの答えは、私たちにあります。それが最も正しい答えです。
残念ながら、ひとりの一票、ひと声は、何か大きなものを動かせるようなものにはなりません。
この小さなひとりひとりが束になって、ものの流れをつくり出して、世論となって、経済発展のきっかけとなります。
まずは、変わるのを待つのではなくて、能動的に動くことです。


また、この冒頭にある「elections」にある背景は、自民党の過半数以上の議席獲得のためです。
どの政党が政局を握るかということではなくて、現政権を握る自民党がこのダブル選挙により、過去にもあったダブル選挙により大勝したことを念頭に動いていたということです。
しかし、ここに来て世論は、消費税の引き上げや日本経済の停滞からの脱出など、自民党政権に前向きなものでもないようです。
解散をしているときではないことと、議会の過半数の議席を確保できないと踏んだようです。
詰まるところ、安倍首相の思惑など知る由もありません。

私たちは無意識で、ある流れを知らずに、操作されてしまっているということです。真実を掴むことはいつの時代も変わらず、容易なことでもありません。

表現が間違っているかもしれませんが、このような政治の話に限らず、わたしたちの悪しき無意識の習慣は、生活の中に多く潜んでいます。

青い空と翳す手

ふと気づくと、無意識の恐ろしいコミュニケーションがわたしたちの生活を侵食しています。

目の前に友人がいるのに、家族がいるのに、スマホばかり気にしている光景です。SNSなど、スマホから発信される情報が人の心も支配しはじめています。
目の前にあるものを大切にできない人が、目の前にいない何かを大切にできるのでしょうか。
Web上によくある不特定多数の誰かからの評価でわたしたちの価値が変わることはないですし、誰の助けもなくひとりで生きているわけでもありません。
情報の発信源や発信先、情報が駆け抜ける速さなど、ものすごい勢いで変わり続けています。

多くの選択肢がある情報飽和社会の中で、キャッチアップする力を養えるよう、目を開いて耳を澄ませていること。
この選挙がどんな開催になったとしても、参加していかなければ取り残されてしまいます、選択できる権利を放棄することは論外です。
更に混迷し淘汰されていく変化の激しい時代に突入しています。



Thanks.

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