September 10, 2019

Horseracing

秋競馬の開幕

まずはリーディングトレーナー

札幌、函館、福嶋、新潟、中京、小倉などの地方競馬場の開催から、中山、東京、京都、阪神の開催の秋競馬に移る頃、リーディングの確度がより高まります。
今年はどのような傾向がみられるでしょうか。


2019年9月6日現在 JRAリーディングトレイナー(JRA競走勝利数・獲得賞金 調教師順位)

順位 氏 名 所 属 生年月日 1 着 2 着 3 着 着 外 重 賞 特 別 平 場 ダート 勝 率 連帯率 複勝率 収得賞金
(単位:万円)
代表馬
出走 勝利 出走 勝利 出走 勝利 出走 勝利 出走 勝利
1 安田 隆行 栗東 1953/3/5 46 31 20 146 13 2 73 14 157 30 127 26 111 19 0.189 0.317 0.399 90,729.20 ダノンスマッシュ
2 堀 宣行 美浦 1967/11/9 39 19 16 96 16 1 86 17 68 21 135 31 35 8 0.229 0.341 0.435 63,736.90 サトノティターン
3 中内田 充正 栗東 1978/12/18 38 13 12 90 22 6 54 12 77 20 86 23 67 15 0.248 0.333 0.412 89,780.00 ヴェロックス
4 矢作 芳人 栗東 1961/3/20 34 35 31 267 44 2 116 15 207 17 251 21 114 13 0.093 0.088 0.272 109,604.70 リスグラシュー
5 池江 泰寿 栗東 1969/1/13 34 24 23 126 39 3 81 13 87 18 183 32 24 2 0.164 0.28 0.391 91,168.30 アルアイン

リーディングの頂点に近い、たった5つの厩舎成績しか掲載していませんが、ここからも見ることができるものがあります。

数をこなせば当たるというものではないということは一目瞭然です。
競馬の出走は、人馬共に負担が大きく、輸送コストなどもかかります。
競走馬の適正をできる限り早い段階で見極めて、他のライバルの出走をできる限り避けて、勝率または、賞金を稼ぐことができるよう戦略を練って望む厩舎が、経験則や利権に雁字搦めに縛られないと言えるのかもしれません。

信頼であったり、特権、言い換えれば、柵(しがらみ)のあるベテランの調教師率いる厩舎は、預託馬も多く、厩舎の管理馬が同じレースで競走することも少なくありません。
厩舎としては、戦略ありきで、そのレースの上位を奪取するための戦略であることも多くありますが、同じように、大手レーシングクラブの管理所有馬の数頭を、同レースに同時出走させることもよく見受けられます。

「強いから勝てる」ではありません、勝つために最善の選択をする、戦略を練ることは必須条件です。

上位の堀宣行厩舎、中内田充正厩舎は、戦略重視、少数精鋭の勝率型。
矢作芳人厩舎、池江泰寿厩舎は、管理馬の多さを生かして賞金額の高い重賞グレードレースで獲得賞金型。


夏日に開幕したの秋競馬

そして、秋競馬の序章、中山 11R 芝2000が行われました。この日は夏日となりましたが、メインレースには曇り空へと変わっていました。
現在リーディング3位の戸崎圭太騎手が鞍上のパッシングスルー 牝3(黒岩陽一・美浦)が、接戦を制して秋華賞の優先出走権を手に入れました。父:ルーラーシップ 母:マイティ―スルー

この日、黒岩厩舎は中山 1R 2歳未勝利のシンプルゲーム(牡2)でも勝利を上げています。
またこのシンプルゲームに騎乗したクリストフ・ルメール騎手はJRA年間100勝を達成してその後のいくつかのレースでも勝利しています。

厩舎も、騎手も、流れを掴むと連勝します。
この流れを止めることなく捕まえて、それぞれの目標に向かってほしいです。


2019年9月7日 紫苑ステークス パッシングスルー、フェアリーポルカ、カレンブーケドール

秋競馬こそ、3歳以上の競走馬が力を発揮し易い時期だと考えています。
2歳馬は、とにかくその若さと成長を見込んで、出走登録などを戦略的に行い、3歳のクラシック路線の軌道へと乗せていく力が試されます、競走馬と厩舎がうまく折り合うための季節です。
中内田厩舎は中期的にスケジュールを組み、堀厩舎は、馬の様子を見てそれぞれにスケジュールを組んでいるように見受けられますが、いずれにしても、融通の利かないスケジュールは組まない厩舎です。毎開催、考察していけるように見ていきたいと思います。 次週開催も心待ちに、馬たちを全力で応援しに行きます、
... 秋競馬、幸せな季節です。


短期騎手免許取得の外国人トップジョッキー

また、世界のトップジョッキーたちも、賞金額の上がる日本の秋競馬に参戦、召集されます。

身元引受の厩舎、馬主は、おそらく前回に倣ってということになると予想しています。
トップジョッキーの身元引受は、容易なものではないと思いますが、その権利獲得は熾烈な争いがあると思います。 これにより、来日騎手、厩舎、馬主のそれぞれの獲得賞金なども、大きく左右されるからです。

  • ランフランコ・デットーリ(伊)
  • アンドレアシュ・シュタルケ(独)
  • クリストフ・スミヨン(白:ベルギー)
  • ライアン・ムーア(英)
  • ウィリアム・ビュイック(英)
  • クリスチャン・デムーロ(伊)
  • オイシン・マーフィー(愛)

  • 個人的には、世界でもトップの世代交代が激化している様子がうかがえる、短期騎手免許取得の中でもダントツの若手で、2度目の来日の、オイシン・マーフィー騎手に期待しています。
    彼らが、どんな wonderfulでamazingな競馬を見せてくれるのか、どんなfabulousを目に焼き付けることができるのか...!
    楽しみにしています。



    Thanks.

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