帽子
メルボルンカップより
ウィットある帽子
メルボルンカップの様子を伝えるSNSで馬主や来場者が纏うファッションで目を引いて心惹かれたのは、その人の全体のコーディネイトのユニークさ、帽子のウィットでした。
彼らの帽子のようにウィットいっぱいのアバンギャルドな帽子を被ってみたい、その場所に立てるようになりたい!!と思いました。
帽子はもちろん、ファッションは、自分に似合うことより表現したい自分を思い描けることが大事だと思っています。
纏う人が心地よくあれば、それを受けて、まわりも心地よく感じてくれると思います。
心地よく流れる風を、ふわっと感じるようなイメージです。



● 紫の帽子は『ブルトン』。フランスのブルターニュ地方の男女が被っていたことに由来。
ブリム(帽子のつば)の前だけが上向きなもので、全方位上向きのものは「セーラーハット」。



● ペールブルーの帽子は『キャプリン』。ブリムの幅が広い帽子の総称で、用と美を兼ね備えた日除けと装飾の要素のある帽子。
18世紀末ヨーロッパで流行。
日本では明治初期の鹿鳴館時代に皇室の冠婚、日常と広く用いられる。
クラシックさを備えたスタイル



● 漆黒の帽子は『クロッシェ』。クラウン(帽子の被る部分)が深くてブリムの幅が狭いもの。
「鐘」の形に似ていることに由来。
古代ギリシャ、ローマ時代によく見られたもの。


● 濃紺の帽子は『セーラー』の変形。『山高帽(ボーラーハット)』に近い。
セーラーは360°全方位上向きのブリム。子ども用に多く見られる。
山高帽は1850年にウイリアム・ボーラーがデザイン、乗馬に用いたことから「ダービー」の別名も持つ。
こんな帽子をもっと被って、帽子とともに、毎日、背筋を伸ばしていきたいです。
Thanks.