親愛なるニューズピックス
面白いがあるメディア
まず試すところからの結果
ニューズピックス(NewsPicks、以下NP)のある動画番組のダイジェストを観て、そのテーマへの切込み方と出演者の多様性に興味がわきました。
まずは、興味が持てそうなテーマの動画番組ダイジェストから観ていただきたいです。
わたしがいくつか興味を持って試した結果、番組の進行やその展開がとにかく面白かったです。
番組の内容は当然ですが、ひとつのエンターテイメントとしても楽しめるものでした。
番組を構成する出演者は、ファシリテーター × ナビゲーター × ゲスト(複数人構成)などで、議論形式であったり、一対一の対談、討論もあれば、インタビュー形式のものもあります。
さらに、ライブや事前収録などの収録形式と組み合わせると、そのバリエーションは豊富です。
どの番組もそれぞれユニークさがあり、変化を持たせていて飽きの少ないものだと感じました。
また、すべての番組は、初公開時にライブ配信を行っています。
このライブ配信時限定で、一般会員やゲスト会員(登録のみの非会員)が参加できるライブコメント機能も使うことができます。
ライブ配信後は、アーカイブとして常時閲覧可能な状態で会員メニューに残ります。
加えて、何度かリニューアルしている定番の番組もあって、その度に番組の構成や演出、出演者が適宜入れ替わっています。
こういったリニューアルによっても、最新で最善、変化に対応し続けているといった、メディアとしての責任感のようなものも感じられます。
総じて、とにかく面白くて、顧客に対してロイヤリティーのあるメディアという印象が強く残り、他の記事などのコンテンツでも利用してみたいと思い、正式に会員登録を進めました。
ユーザーになってみてのサマリー
コンテンツ
NPには、主に以下のようなコンテンツがあります(個人的解釈による分類です)。
それぞれ重なる部分もありますが、おおよその分類として考えています。
…ほか
カテゴリー
2022年7月末日時点でのカテゴリーです。
「ウクライナ情勢」のカテゴリーは、特にタイムリーなもので、時勢により、また、ユーザーのニーズなどによっても変化していきます。
…ほか
特徴と魅力
編集部やPPがいることで、それぞれの目的や専門性からほかのメディアには見られない先鋭的な切り口でのコンテンツが並びます。
キュレーションコンテンツ、オリジナルコンテンツ、スポンサードコンテンツなど、発信元がわかりやすいのも特徴です。
記事制作者、番組の出演者などが明確に示されているので、これらの「人」にファンがつくことも多いはずです。
多様化する利用者の利用機会やその動機などのニーズを、いくつかの角度でカバーできているように思いますが、最大の特徴かつ魅力は、NPならではの「人」基軸に構築されるコンテンツなのかもしれません。
コンテンツを拡散する(二次情報化)する仕組もいくつかあります。
Webページのコンテンツは、そのコンテンツをpickする(「いいね」のようなもの)ことでどのコンテンツがどれぐらい注目されているか、ユーザー目線でも知ることができます。
そのpickに対してコメントを添えることもできるので、他者の見解も閲覧できますし、PPの専門的な解説や見解が数多く寄せられることで、そのコンテンツがより厚みを増した情報となり、二次情報化されるような形で拡散されていきます。
Webに始まり、戻る感覚、派生して変容するもの
NPは、基軸となるサイト以外に、SNS、雑誌、教育講座、講演会など異なるチャネルを活用していて、利用者とのコミュニケーションをバランス良く多角的行っています。
また、サービスも拡充しています、現在進行系とも言えます。
SNS
会員になって初めの会員登録では、名前や所属(勤務先企業や業種や職種)などの基本的な個人情報の開示(提供)しなければならないのですが、その個人情報をの開示によって、前述したpickに付加できるコメントなどの表示でその会員のサマリーも掲載されます。
面白いコメントや会員同士のコミュニケーション、コミュニティの形成、ビジネスへの発展など可能性が拡がっていきます。
SNSの良さが生かされています。
雑誌
雑誌も数冊購入したことがありますが、雑誌でしかない特集がありますし、一文字一文字をゆっくり愉しむことができます。
雑誌を購入したところは、蔦屋書店です。
この購入店舗では、雑誌のコーナーの中でもビジネス書であったり各種参考書の近くに設置コーナーがあり、バックナンバーも常時ストックされていました。
平日は、感度の高いビジネスパーソンや学生なども多く集まります。
土日や祝日は、書籍や雑誌の購入を訪問目的としない、観光地や人気スポットとしてのビジターも多く、物珍しさに書籍や雑誌などを手に取り、購入することも少なくないようです。
雑誌も潜在顧客や新規顧客開拓のひとつのチャネルになっているのかもしれません。
教育講座、講演
2022年現在、会員数や会員の継続利用なども安定してきているようなので、サービスを強化し始めました。
それが教育講座です。
リアルイベントの一種とも言えると思いますが、コミュニケーションやラーニング機会は、オフラインも必要です。
講演会もまた同様だと思います。
更には、各種講座の講師や講演となる講師やファシリテーターなどのオファーで、一般会員向けに案内されています。
この案内は、メールにて受信していますが、webメニューにも案内があるのかもしれません(未確認)。
リクルーティング
多くのビジネスパーソンや学生などが集まると、リクルーティングの話題も活発になります。
NP、スポンサー企業は、会員の情報を有効活用したり、会員もまた、リクルーティングの情報はキャッチアップしたいものです。
両者にメリットがあれば、サービスとしてこれからより成長していくのかもしれません。
愉しみとして追える、応援したくなるメディア
NPのサービスは、今後も変化し続けて最適化されていくという展望を描くことができます。
会員としての愉しみもありますが、こうやってひとつのメディアの変遷をリアルに見ていけることが今一番の愉しみになっています。
「民意を反映する政治」ではないのですが、「ユーザーの声により最善を目指すメディア」のような感覚で、一緒に学び、応援していくのもまた面白いと思っています。
Thanks.