競馬は
ヒューマニズムへ

April 7, 2021

競馬にあるヒューマニティの色

わたしは理由も明確な言葉で表現ができず、馬と人が共にある姿がとにかく愛おしい。そんな色、景色として捉えています。ギャンブル、娯楽、スポーツ、楽しい、難しい、 …認識や感じることは、色や景色そのもので、どれもがその人にとっての真実です。

おもしろくしたい、ヒューマニティーを持ち続けたい

これらの色や景色は無意識のうちに塗り替えられていきます。
外部からの情報で、その色や景色は無意識で塗り替えられていることに気づいていないかもしれません。 この無意識にマーケティングされた状態で今を生きることは、あまりもおもしろくないなと、我に返ってしまいました。 新しい情報を受け身で捉えるより、できれば能動的に受け入れ難いことでも受け入れたい、自分の無意識をおもしろくしたいと思いました。

人間らしい「歓喜したい」「ただ好きなものに没頭したい」「共感したい」といった、自己にあるヒューマニズムを感じ続けたいと思いました。


2021年現在、日本の中央競馬は、その開催予定の競技を一日も中止することなく実施し続けています。
医療従事者と同じように、競馬の厩舎厩務員や関係者たちは、雨の日も、風の日も、猛暑日も、真冬日も、原則として毎日稼働しています。
競馬開催を支えているのは、この彼らの毎日の積み重ねです。

また、競馬の発売金(馬券(勝馬投票券:カチウマトウヒョウケン))から返還金(的中馬券の払戻金)を引いた金額(売得金:バイトクキン)から納める国庫納付金は、国へ納められる税金の一種です。単純計算として2020年は約300億円ほどになり、日本や日本国民の生活を支えています。
直接的ではなくても、コロナ禍における確実かつ増幅が見込める税収で、臨時に拠出せざるを得なかった給付金や医療関連事業への支援金などを陰で支えています。
馬券の売得金は、2014年以降、前年比を割れることはなく、現在も増加傾向(2018年 約2.79兆円、2019年 約2.88兆円、2020年 2.98兆円)で推移しています。国庫納付金も増加していますが、「金のなる木」投機の思考を無意識に増幅させ、ギャンブル依存症への関係性も問題視されています。

そのほか、競走馬を引退した馬の支援活動や馬術(オリンピック馬術も含む)関連事業を代表とする競馬のステークホルダーとなる領域を包み込み、競馬の啓蒙活動へと舵を切りはじめました。

競馬のあり方は、万華鏡から見える景色の如く、広がりながらその姿を変えていきます。


競馬が止まず、競走馬たちが走り続けるなら、経済も世界も止まりません。
目まぐるしく遷り行く世界と毎日に向き合うことが、経済やそれぞれの毎日を支えていくでしょう。
景色はどこまででも豊かになります、奥行きと深みのある美しい景色であっでほしいです。

シャイニングライトとタイセイコマンド

取捨選択を繰り返す

取捨選択を繰り返すのはなぜなのでしょうか。

2020年に起きたことは、平穏な日常を維持継続することはできませんでしたが、変わっていくことで破壊されるのでもなく、それぞれにあるはずの豊かさを教えてくれました。

わたしたちは、日々の豊かさを忘れてはいないでしょうか。
考えることができて、それを体現できる豊かさです。

他者に比することもなく、歳を重ねるごとにレイヤーが増え、その人にしかできない唯一のアウトプットになります。
レースでは、それぞれに思いを乗せて馬が走り、それぞれの人にとって全く違う姿を見たり、感じたりした、唯一無二のレースになります。


取捨選択を繰り返し、止めない理由は明確です。
変わらなければ淘汰され忘れ去られてしまう時代になり、その時代において、それぞれが未だ見ぬ唯一無二に出会うためには、取捨選択は必要なことだからです。

リスクは何にでもつきものです。
そのリスクを追い越すように、追い越すまで取捨選択を止めなければ、必ずそれは巡って、還るべき場所へ還っていくはずです。